拒食症や過食症など、摂食障害になると、異常に食費のお金がかかります。
病院代ではなく「食べ物のお金」が異常に高額になるのです。そのことで、困っておられる方もたくさんいると思います。
私も、毎日高額なお金を食費につぎ込んでいて、本当にイヤになっています。
今回は、拒食症や過食症の食費の問題と食費のお金を稼ぐための仕事について、書いてみようと思います。
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1.摂食障害は食費のお金がかかる
拒食症や過食症になると、お金の問題が切実です。
ただ、病院代や治療費がかかるわけではありません。
毎日の「食費」が莫大になるのです。
食費といっても、実際には「食べない」ものです。
過食症の人は吐いてしまいますし、私のように拒食の人は、噛み吐き行為を行います。
実際私も毎日大量のチューイングをしていますが、飲み込まないので満腹感がなく、際限なく続けてしまうのです。
筆者は昔「飴」にはまっていた頃があり、2~3個を口に入れて思いっきり「ばりばり」と噛むので、歯がどんどん欠けて、歯が全体的にぼろぼろになってしまいました。今でも筆者の歯は欠けたままで、神経を抜いたものもあります。本当に最悪で、いくら公開してもどうしようもありません。
あなたも、こんなしんどい思いをしていませんか?
食費のお金の金額はものすごく、私の場合も、だいたい1日3,000円くらいは使っています。もっと使ってしまう日もあります。月に直すと、無意味な食費で10万円くらい使っているかも知れません。そう考えると、本当に心底嫌になります。他に、いくらでもお金を有用に使う道があるはずなのに。家族にも申し訳ないです。
あるときふと、他の摂食障害の方のブログやTwitterなどを読んでいると、食費のお金の問題で苦しんだり悩んだりされている方が結構おられる事に気づきました。
キャッシングしてしまったり水商売をしたりして過食費用を稼いでいるという方もお見かけしました。
やっぱりみんな、悩むところは同じですよね。
2.仕事も続けられなくなる
摂食障害の人は、ダイエッターズハイの状態になっているので、痩せているのにやたらと活動的になります。そこで、ガリガリなのに、仕事はばりばりしている人も多いと思います。筆者も、そうでした。
しかし、一定限度を超えると、さすがに働くことはできなくなります。すると、収入が途絶えて困ってしまいます。
筆者も、極限状態まで杖をついて働いていましたが、最終的に仕事を辞めざるを得ませんでした。お金がなくなってもチューイング、過食は辞められない。食費のお金がかかるままです。いったいどうしたら良いんでしょうか?
3.拒食症・過食症には社会制度も整っていない
しかも、摂食障害患者に対しては、社会の理解も少なく、社会的な援助の制度が全く整っていません。
たとえば、古くからある統合失調症などの場合、比較的容易に「障害年金」が出ます。1級に認定されることも多いです。そうすれば、毎月10万円くらい国から支給されるようになり、だいぶ助かります。
しかし、摂食障害は、障害の認定基準に入っていません。どんなに酷い症状で死にかけていても「摂食障害」では年金が出ないのです。
筆者は、このことは非常に不服で、本当におかしいと思っています。
私は、一番酷いとき、ベッドから起き上がることもできず、手足の感覚を失い、ゾンビのような顔になって、生きながら死んでいるような状態になりました。血液検査の結果もめちゃくちゃで、肝臓の数値やコレステロール、白血球、すべての数字が著しく異常でした。
一般的な身体障害者より、よほど悪い状態で、本当に「死にかけ」だったのです。
それでも「摂食障害」の病名では、年金は出ないのです。
先に例を挙げた統合失調症の場合、幻覚や幻聴があれば、1級が認定されます。しかし、彼らの病気は、薬があればある程度押さえられるし、普通に生活できるのです。
それに引きかえ、私たち拒食症、過食症患者は「死にかけていても、援助は受けられない」わけです。どう考えても不公平だと思いませんか?
なお、摂食障害でも、年金を受ける方法はあります。それは摂食障害にうつ病を発症しているケースです。
しかし、それでも2級が限度で1級は無理です。年金額も低いです。
しかも、病気になったのが未成年だったりすると、国民年金になるので所得制限があり、金額をどんどん減らされて最終的には「無し」になります。
未成年のときから苦しんでいると言うことは、苦しみが長いと言うことです。それよりも、大人になってから数ヶ月数年苦しんだだけの人が優遇されるのだから、わけのわからない制度だと思います。
4.拒食症、過食症でもできる仕事
摂食障害の方が自宅で少しでも食費のお金を稼ぎたいなら、自宅でできる仕事があります。
クラウドソーシングといって、自宅でライティング(文章を書くこと)やデザイン、キャッチコピーを考えたりすることで、お金をもらえるのです。
実はこの制度には、筆者もものすごくお世話になっています。前職の仕事を辞めた後、クラウドソーシングを使って仕事を始め、今はライターになりました。今では毎日の過食、噛み吐きの食費くらいなら、さほど苦も無く稼げるようになります。これで、少しはチューイングで無駄遣いする罪悪感が薄らいでいます。
関心があったら一度登録して、試してみると良いと思います。
クラウドワークスは、私が最初に登録して、実績を上げたクラウドソーシングサイトです。
誰でも簡単に無料で登録できて、文章を書いたりデザインしたり、会社の名前を考えたりしてお金をもらえます。
少しでも外で働けるなら、女性の障害者専用の職業紹介サービスがあるので、よかったら利用してみて下さい。
また、精神病を抱えていても働きやすい職場を紹介してもらえるサービスもあります。
無料で登録できるので、よかったら利用してみて下さい。
5.拒食症・過食症で少しでも食費のお金がかからないように
また、少しでも食費のお金がかからないように生活するには、知恵を使いたいものです。
拒食症になると、なぜかめちゃくちゃお金に細かくなりませんか?私は1円、10円単位で節約したくなります。まるで子どもみたいな感覚で、異常だと思います。
だから、ポイントカードなどは絶対にこだわってうまく使っている方だと思います。
あと、ヨドバシカメラの通信販売は、もともと安いのに送料が全部無料なので、神だと思っています。家に引きこもって買い物に行かないなら、是非とも利用してみて下さい。
あと、お勧めはクレジットカードです。楽天カードだと100円で1ポイントつくのでかなり割合が良いです。また、楽天ポイントの良いのは、ミスドやマクドで使えるので、ポイントが貯まるとただで噛み吐き用、過食用の食材が手に入ることです。これにより、少しでも噛み吐きや過食の食費をつぎ込む罪悪感が薄らぎます。
あと、楽天ポイントは何気に大丸(松坂屋)で使えますしポイントが貯まります。私の家の近くには大丸があって、しょっちゅう食べ物を買ってしまうのですが、楽天カードを使っていると、ポイントでときどきただで買えるので得した気分になります。
登録したら、2000円くらいのポイントがついたので、それも全部マクドやミスド、大丸の噛み吐き用食材購入に使いました。
チューイング食費に使ってしまうなんてかなり不毛ですが、どうせやめられないのなら、ちょっとでもお得になる工夫をするしかないですよね。ホント、最悪な病気だと思います。
今回は、摂食障害と食費のお金、仕事のことについて、書いてみました。少しでも、参考にしていただけたら幸いです。