拒食症のあなたに尋ねたいことがあります。あなたは、拒食症や過食症のこと、周囲にカミングアウトしてますか?
私は基本的にしてないです。ただ病歴が長くなってくるにつれて隠すことが難しくなるのと隠す必要性を感じなくなったことで、最近は知っている人が増えてきています。
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1.拒食症に対する世間の理解は少ない
このブログでも何度も言っていますが、私は世間による拒食症への理解はほとんどないものと考えています。
単に
「痩せる病気」
「ご飯を食べられなくなる病気」
「食欲がなくなる病気」
「(フィギュアスケートの)鈴木明子がなった病気」
くらいにしか考えられていません。
はっきり言って、私の親や夫も病気の理解はしていません。特に親はひどいです。
未だに私が「太りたくない」「治る気がしない」などと言うと「治す気がないのか?」などと言って顔色を変えて詰め寄ってくるので、心底参ります。
「どうしてこんなにわからないのか?」
この人がこういう対応をしてきたから私がこうなったということをあらためて思い知らされる瞬間です。
しかし、そのようなことを言っていてもどうにもならないので、やむなく毎日過ごしていくだけです。
このように、拒食症に対する世間の理解が少ないので、カミングアウトには高いリスクがつきまといます。
相手はこっちが一日中食べ物や体重のことを考えていることなど想像もついていませんし、異常なこだわりを持っていることや強迫観念にとらわれていることもわかっていません。
一緒に行動していては、困惑させるばかりです。
また「がりがりになる病気」などの変な偏見を持っている人もいるかも知れません。
差別を受けるかもしれない、と考えたら、きっと多くの人が拒食症をカミングアウトできないと思います。
2.徐々にカミングアウトする相手が増えてきた
ただ私の場合、もう20年も拒食症を続けているので、だんだんと拒食症を知る人が増えてきました。
高校時代の仲の良かった友人にはずっと前に話しましたし、前職を辞めるときに多くの仕事関係の人に明かしました。
今の仕事関係の人にはほとんど言っていませんが、Twitterで出来た友人などには明かしているケースもあります。拒食症アカウントではなく本アカでの話です。
3.拒食症カミングアウトで問題が起こるのか?
拒食症をカミングアウトすると、リスクがあるのでしょうか?
今のところ、私は大きな問題は感じていません。ただ偏見を持たれているけれどあからさまにされていないだけかもしれず、本当に影響がないのかどうかは分かりません。
また、大々的に言っているわけではないので、もしこのことが広くたくさんの人に知れるとまずいことがあるかも知れないとも思います。
他の拒食の方がどうしているんだろう?とふと知りたくなったので、この記事を書きました。もしよかったら、あなたがどうしているのか教えてもらえたらと思います。
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