筆者について

筆者が拒食症の極限状態から脱却できたきっかけは「観葉植物」

筆者本人のやせているときと小康状態になったときの対比の写真を動画で掲載しています。 体重は最低20キロ、最高40キロくらいです。まるで別人なので、よかったら是非みてみてください。

前回、筆者は摂食障害のせいで極限状態になり、まさしく死にかけになったことを書きました。

拒食症で死にかけたときの話(死と隣り合わせの日々)

その後、ふとしたきっかけで、少しだけ多く食べられるようになり、徐々に元気になってきています。

そのきっかけが何だったのか、筆者のニックネームである「ぴりか」の名称と共に、お伝えしたいと思います。

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1.植物が、毎日の癒しだった

筆者は、身体が全く動かせなかった頃、いつもリビングのソファで横になり、うつらうつらしながらテレビをつけていました。起きているときは何となく見ていて、それ以外の時は意識を失っているような感じでした。

そして、リビングには、たくさんの観葉植物が置いてあります。

私が事業をしていたとき、開業当初にもらったブーゲンビリアやスパティフィラム、サボテンなどです。ベランダの外にもたくさん植物があって、オリーブやローリエ(月桂樹)、ハナミズキやみかん、ハーブなどを置いていました。
私にとって、そんな植物たちが毎日の癒しでした。家から一歩も出ることができなくて、植物たちと一日中一緒に過ごしていたからです。

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2.毎日声をかけていると、植物が元気になった

そんな中、私は植物たちに毎日話しかけるようになりました。

とはいっても、おはよう、元気?などと言うだけですが。延々話し続けるとかではありません。

そして、植物の1つ1つに名前をつけて、毎日朝夜の2回、声をかけるようになりました。
そのときのブーゲンビリアの名前が「ぴりか」です。

不思議なことに、私が声を帰るようになったら、植物たちが少し元気になったようでした。

ハナミズキやローリエなどは枯れかけていたのに、新しい枝が出て、生き生きとしてきました。

そして、驚いたことに、ブーゲンビリアはお花をつけました。
家族も「もう絶対枯れると思っていたのに」と言って、驚いていました。

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3.植物が、励ましてくれた

私は、そんな植物たちの様子を見て、「生きて」と言われているように思いました。

植物たちが、身をもって「生きる」ことの素晴らしさを教えてくれているような気がしたのです。
植物も動物も、「生きる」ことにひたむきです。自殺なんてするのは人間だけです。
そして、摂食障害も、緩やかな自殺のようなものです。自分で自分を衰弱させる病気です。
きっと植物たちには理解できないでしょう。だから、お花をつけたり元気になったりして、私を勇気づけてくれているような気がしました。

その頃、私は植物たちと確かにコミュニケーションしていたと思います。
私が声をかけて元気になった子たちが、私を励ましてくれている。

「食べるの、こわくないよ」

「どうして食べないの?」

「生きて」

風に「ざわざわ」と揺れながら、そんな風に言ってくれているように思いました。

だから、私は毎日夜寝る前に、果物をたくさん食べるようになりました。

そのおかげで、みるみる元気になり、極限状態からは脱出することができました。

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今は、あの頃のように一日中寝ていませんし、何となく人間の生活に戻ってしまったので、植物たちとダイレクトに心を通わすことはなくなったように思います。

でも、私を救ってくれたのは、植物たちだと信じています。

植物には、人を癒す力があります。

そして、生きている。

それが、とても重要なことです。

拒食症は、生きたまま死ぬ病気ですが、植物たちが私に勇気をくれて、救ってくれました。

まだまだ病気の渦中にいますが、あきらめたくはないと思っています。

植物、もしよかったら、ご自宅に迎えてあげてください。不思議な癒し効果があると思います。

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はじめての観葉植物の手入れと育て方 (ナツメ社のGarden Books)

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