最近、私は結構な頻度でTwitterをやっています。
先日、「Twitterで摂食障害のアカウントを作っている方が多い」ということを聞いたこともあります。
そこで検索してみると、確かにTwitter上にはたくさんの拒食・過食アカウントがありました。今回は、私がTwitterの摂食障害アカウントを見て感じたことを書きたいと思います。
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1.「痩せたいアカウント」が多い
まず、Twitter上には「痩せたいアカウント」が多いです。
通常のダイエットではなく「35キロまで痩せたい」など、異常な低体重にこだわっています。中には「22キロまで痩せる」「骨と皮だけになって美しくなる」などと書いているアカウントもあり、おそろしくなりました。
高校生のようだったので、このままではこの子、死ぬな、と感じました。
実際、Twitterをやっている摂食障害アカウントは、高校生や10代、20代前半のような若い方が多いです。
「治りたい」よりもむしろ「痩せたい」という方が多いことが衝撃で、何とも言えない複雑な気持ちになってしまいました。
あんまり見ると引っ張られて怖いので、「痩せたいアカウント」はできるだけ見ないようにしようと思っています。
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2.利尿剤を濫用している人が多い
以前、私はブログを始めたこともあり、利尿剤をやめられた話を書きました。
その後利尿剤は使っておらず、あまっていた分も夫に捨ててもらいました。
ところがTwitterを見ると、多くの方が私と同じ利尿剤を使っているのです。やたらとたくさんの薬を濫用していて、Twitterのプロフィールに、飲んでいる薬の名称を並べて書いている人もたくさんおられます。
あんなに怖い薬をこんなにたくさんの人が濫用していることが、衝撃でした。
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3.過食の人も多い
Twitterをやっている方は、過食の方も多いです。
過食嘔吐のことを「カショオ」と言っているみたいです。
腹筋だけで吐く方、指を使って吐く方、チューブを使う方がおられます。チューブを使うなんて、とても怖いです。私は過食嘔吐はしないのでよくわかりませんが、胃や食道が破れてしまうリスクもありますよね?
でも、きっと止められないのです。私も頭のおかしい言動をたくさんしているので、仕方がないということはわかります。辛い病気です。過食の方も拒食の方も、自分を責めないでほしいと願います。
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4.痩せ姫について
摂食障害の方は、自分たちのことを「痩せ姫」と言っています。痩せ姫などと言っても、結局は骨と皮にやせ細り、死に急いでいるだけです。
私はそんな言い方は嫌だな、と思いました。
Twitterでも、治りたいと思っている方は多いです。そんな方が苦しんでいるのを見ると「がんばれ!」と心の中で、大声で応援します。
直接「がんばってください」と言うと「しんどい」と思われるかもしれないから「ゆっくり進んで行きましょう」とそっと背中を押すようにしています。
私自身が摂食障害の「渦中の人」で全然治っていませんが、他の患者さんたちと一緒に、少しずつでも前に進んでいきたいと思います。
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