拒食症の人は、下剤を濫用していることが多いと思います。
筆者も、もう記憶にないくらい若い頃からずっと、毎日のようにかなり大量の下剤を飲み続けています。
下剤を飲んでも、食べたものを全部出すことができないことはわかっているのですが、それでも辞めることができません。
しかし、最近利尿剤を辞めることができました。
今回は、私たち摂食障害患者の下剤濫用と利尿剤のことについて、書きたいと思います。
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1.拒食症の人は、下剤を濫用する
拒食症の人は、下剤を濫用していることが多いです。
私もずっとそうですし、たまに他の方のブログなんかを見ても、やはりかなりたくさん飲んでいる方が多いように思います。
下剤を飲むのは、もちろん
「食べたものを出すため」
「太らないため」
太ると言っても、もともとが痩せすぎなので「太る」という感じではないのですが、拒食症の場合、少しでも体重が増えると許せないので、少しでも多く、食べたものを身体の外に出したいと思うのです。
筆者は、長年「漢方」の下剤を大量に飲み続けてきました。
「漢方なら、あまり依存性もないので安心ではないか?」
という、ほとんど根拠のない理由です。
実際には、毎日10錠~20錠くらい、大量に飲んでいるので、漢方だろうが何だろうが、関係なく身体に悪いと思います。
以前、私の腸検査をしたとき、医師から「大腸が緑色に変色している」と言われました。
私はそのとき、下剤の濫用のことを言いたくなかったので、医師に対し、「何でしょうかね」と適当に誤魔化していましたが、心の中では、明らかに下剤のせいだと分かっていました。
さりげなく聞いたところ、医師の方も、「下剤などで腸に色がうつることがある」とはおっしゃっていました。
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2.ずっと辞めたかった利尿剤
ところで、筆者は、下剤だけではなく、近年利尿剤も濫用するようになっていました。
利尿剤については、漢方ではなく医薬品であり、ドラッグストアなどでは買えないので、勝手に個人輸入していました。
毎回、インドとかタイなどから送られてくるので、気味が悪かったですが、完全に依存しており、利尿剤で一時的に体重が減ることに慣れてしまっていて、「辞めたら体重が増える」ことがおそろしく、怖いながらも、どうしても辞められませんでした。
しかし、利尿剤を飲むと、一時的に大量に尿が出て、明らかに体調がおかしく、頭もふらふらしますし、喉も口の中も空からに乾いて肌もガサガサになります。自分でも「やばい」とわかっていたので、こわくてずっと辞めたかったのです。
腎臓を傷めると透析なども必要になって怖いので、本当にイヤでした。
それでも、体重が増える恐怖から、ずっと辞められなくて悩んでいました。
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3.ブログを始めて、利尿剤を辞めようと思った
実は、利尿剤を辞めようと思ったのは、このブログがきっかけでした。
筆者は、こんなブログ、誰も読まないと思って書き始めました。
しかし、ブログを始めてみると、予想外にたくさんの方が読んで下さっていることがわかり、励みになりました。
また、他の方のブログも時々読ませていただいて、治った方のお話などにも触れることにより、私も、「少しずつでも、前に進みたい」と思うようになりました。
そうして、どうにか利尿剤を辞めてみようと思い、実は4日前から利尿剤を飲んでいません。
実際体重が増えて怖いのですが、負けずにがんばりたいと思っています。
4.下剤や利尿剤の濫用は辞めた方がいい
この病気の方は、下剤や利尿剤が身体に悪いことは、百も承知だと思います。
私自身も辞められていません。しかし、利尿剤については、絶対復活したくないと思っています。こわいですが、戦います。
また、下剤についても、きついものより弱いものに変えていった方が良いと思います。
たとえば、お通じをよくするお茶やスムージー、酵素や乳酸菌などの優しいものに変えられるなら、少しずつ変えていきたいです。
実際、筆者も、お茶は大好きで、すごくよく飲みますし、いろいろなものを試します。
昔、「中国の女性はたくさん食べるけれども、お茶をたくさん飲むから太らない」と聞いたこともあります。
もしも、今下剤をたくさん飲まれている方などいらっしゃったら、お茶を飲んでみるのも良いかも知れません。
とにかく、お茶はお勧めです。満腹感もあるので食べ過ぎを防げますし、お通じにも良く、お肌もキレイになり、健康効果が高いです。気持ちも落ち着きます。
センナは、漢方でもおなじみの、お通じにダイレクトに効く植物です。酵素と一緒に取ると、かなり効果が高いです。
乳酸菌も、最近注目されているダイエット成分です。お通じに効果が高く、健康効果もあるので、良いと思います。
スムージーも、少し前から流行っていますよね。野菜や果物の成分で、ダイエットに使っている方も多く、スッキリ効果が高いです。
摂食障害と下剤の関係は切っても切れないので、完全に辞められないとしても、さまざまな工夫をしながら、上手につきあっていきたいです。